平田靱負に学ぶ
5月1日(月)の5校時、郷土学習会が行われ、5・6年生が参加しました。
木曽川治水工事の総奉行(薩摩藩家老)であった平田靭負(ゆきえ)の子孫、平田靭久さんが、大口小学校に来校されました。
話は、「木曽川治水により、薩摩藩はそれ以前にあった借金にさらなる借金を生じさせた責任、多くの身内の命を失わせた責任を取り,総奉行・平田靭負は完成の後、割腹して命を落とした。」というものでした。
平田さんのちょんまげ姿での紙芝居はまさに迫真の演技。とても分かりやすくて、子どもたちは引き込まれていました。
【平田さんが伝えたかったこと。】
一 困難なことにも負けない、やりぬく心
二 労を惜しまず人のためにという、奉仕の心
三 受けた恩義を忘れない、感謝の心
私たち鹿児島の人間には、薩摩義士の血(心)が受け継がれていることを改めて知り、誇らしささえ感じました。(岐阜県の人たちは、宝暦治水のことを今も忘れず、感謝しているそうです。)
子どもたちの心にも何か温かいものが流れた、価値ある時間でした。
最近のコメント